神島
【神島灯台】

明治43年5月初点灯。タングステン電灯を用いた灯台としては日本初。

伊良湖水道は、古くから「阿波の鳴門か音戸の瀬戸か伊良湖度合が恐ろしい」と謳われるように海の難所で、船舶の座礁なども発生したことから、灯台が設置されました。
航路標識としての灯台のほか、暗礁を照射するなどの機能を有していました。

当時は、鋼鉄製で丸屋根の灯台でしたが、昭和42年に現在の形の鉄筋コンクリート製の灯台に建て替えられました。平成7年までは、人が滞在して管理していました。
”恋人の聖地”碑が設けられています。
【伊良湖水道】

伊良湖水道は幅4kmほどの狭い海峡です。
名古屋・四日市など中京地区の港へでいる知る船舶はすべてこの海峡を通ります。
航路は狭く、交互通行となるよう、管制がされているとのこと。
訪れたときも、貨物船が近距離で列を為し、海峡を通過してゆきました。(写真でも5隻が列を。)

かつて灯台では、通過する船舶の船名や積荷、入港先を手旗信号で通信し、無線電話で鳥羽へ伝達していました。

今も昔も、ここは、交通の要衝なのです。

神島の灯台についてはここが充実! 鳥羽海上保安部 神島灯台ページへ! 
( ”業務紹介”→”主な航路標識”→ ”神島灯台” へ )
  

(C) 2011  実用無線電話発明100周年記念局実行委員会 All Rights Reserved.


Photo:鳥羽フォトライブラリー(鳥羽市観光サイト)